大濠公園は人気のエリア

大濠公園は人気のエリア

かつて日本には、1国1城が設けられていました。
しかし、明治維新を経て、明治6年(1873年)に発布された『廃城令』によって、その多くは処分され、ほとんどの建造物が解体もしくは移築されてしまいました。
17世紀に、今の福岡市中央区の場所に黒田孝高・長政父子によって造られた福岡城も、その例に漏れず、ほとんどの建物・施設は打ち壊されてしまい、現在は門・櫓が現存するに留まっています。

その福岡城の外濠で、入り江でもあった草香江を利用して造られたのが大濠公園です。
広い敷地内には、大きな池があり、また、隣接して福岡城址に造られた舞鶴公園や福岡市美術館などもある福岡市民の憩いの場です。
ちなみに、春になると近隣の舞鶴公園や西公園とともに、県下有数の桜の名所となります。
また、福岡市の夏の風物詩になっている8月1日に行われる西日本大濠花火大会の会場にもなっています。

このエリアは、公園のすぐ北側に走る「明治通り」の下には福岡市営地下鉄空港線がある「大濠公園駅」も設けられているなど、好アクセスの地でもあります。
その地下鉄の駅の北側は、オフィス街ですが、大通りから少し離れたところは住宅地になっていて、最近では、分譲・賃貸のマンションも多く造られています。
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大濠公園に近いこともあって、都心でありながらも緑豊かな環境が実現していますし、何より、近隣のオフィス街への通勤が便利なことに加え、地方などに行く場合でも、地下鉄を利用すれば15分ほどで福岡空港に行くことができるなど非常に便利なことから、大濠公園の近くに住みたいという人は多いと言われています。
ちなみに、大濠公園近くの賃貸マンションの家賃は、ワンルームで5万円ほどが相場といいますから、人気があるのも当然かもしれません。